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ジュン
JR総合職で駅員、運転士、支社、本社勤務の後、大手日系メーカーに転職。パワハラと休日出勤・残業生活から解放され、キャリアアップと長期連休ゲットし、ようやく人間らしい生き方を手に入れることに成功。

鉄道会社を退職したくなる理由と時期。辞めるな・辞めるべき!状況の違いは?

内容に広告・プロモーションを含みます
鉄道会社、退職理由、辞めるな、辞める

JRや私鉄を辞めている人はどんな理由で辞めるの?

鉄道会社で働きながらも退職理由を調べているくらいなので、あなたも転職を考えている人のひとりだろう。

筆者自身JRから違う業界に転職したのに加え、筆者の周囲でも現業職・総合職合わせて10名以上の社員が退職・転職をしたのをみてきた。

こういった実体験から、ある程度鉄道会社を辞めたくなる時期や理由には理解があると思っている。

鉄道会社から転職を考える職種別・年代別の理由それでも働き続けることを選ぶ理由を、自分自身と照らし合わせてみてはいかがだろうか。

合わせて、この記事では鉄道会社を辞めるべきか、そこに留まるべきか判断する方法も紹介する。

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目次

鉄道会社を辞める・退職したくなる理由と時期

鉄道会社、退職理由、辞めるな

鉄道会社からの退職を考える時期と理由を職種・系統別に説明する。

駅係員

駅で働く社員は入社1年目から退職直前のベテラン社員まで様々だ。

この時期に転職を考える年代は20代の若手が大半だが、もう少し細かく見ると2つに分けることでできる。

入社3年以内の大卒・高卒社員

社会人になったばかりで、日々新しい出来事に遭遇。

特に、職場の人間関係(先輩からの指導、職場恋愛)に馴染めず、業務の習得が遅れていく新入社員が次第に休みがちになり、そのまま転職していく例が多くある。

特に駅は狭いコミュニティの中で立ち回ることを余儀なくされる。

大きな駅の社員数は100名を超えるが実際に日頃接する社員は10名程度、小さな駅に配属されたらそれこそ5名以下で仕事を回していくことになる。

仕事中に関わる社員が限られているため、人間関係が合わないと地獄だ。

日々の業務は厳格かつマニュアルなお金の管理に情報管理。ミスは許されない。

高校や大学では気に求めていなかった動作一つ一つに確認が求められるため、ミスが相次いだりプレッシャーに耐えられなかったりすると、働く気力がなくなっていく。

「泊まり勤務が体力的にしんどい」「客商売でクレームがキツイ」という声もあるが、このあたりは割と慣れていく人が多い。泊まり勤務なら「アケ」で余暇が増えるからうれしい人も多いはず。

入社5-10年目の若手社員

社歴5年~10年になると「入社以来駅勤務をしている社員」と「車掌・運転士経験を経て駅に戻ってくる社員」が混在する。

後者は、乗務員を続けたかったのにミスが原因で駅に戻る社員や、人身事故等に遭遇したショックで乗務できない状態となり駅に戻る社員などさまざまな事情あり。

早くもセカンドキャリア的扱いとなるが、モチベーション高い社員は駅で実績を作り、支社・本社などオフィス業務を目指していく。

反対に、終わりの見えない駅勤務にモチベーションが下がる社員が一定数いるため、この年数で転職していく社員も。

20代後半の彼ら彼女ら、転勤のない地元の公務員や一般企業に転職していくケースが多くあった。

乗務員(運転士・車掌)

乗務員のステージで転職していく人をあまり見かけない。

人身事故や架線トラブル、災害トラブル時はお客様最優先で安全確保をする必要があり、心の強さは必要。

決して楽な仕事ではない。

が、拘束時間の短さや手当含めた給料の高さともに現場としては恵まれているため、運転士や車掌からあえて転職をしていく理由がない。

鉄道会社で働く中では「仕事とプライベートが両立可能」で「こどもから憧れの的にもなれる」おすすめの仕事だと感じている。

筆者

私も運転士見習い時代、指導操縦者に胴乱(運転士のバッグ)でケツバットされた

事務系総合職

事務系総合職では入社3年目~入社7年目くらいに転職する人が多かった。

30歳以降になると、主任・係長クラスへの昇格が見えてくるため、会社の中で生存する・腹をくくる覚悟が必要だ。

この世代で転職を検討する理由としては、「外向きには先進的な取り組みや社会活動アピールしている」のに、「業務内容、社内政治や人間関係など内向きな業務」のギャップに疲弊が多い。

筆者

現場が終わり、いざ間接業務頑張ろうと思った矢先こんな気持ちになるの、総合職あるあるだと思う

事務系総合職からの転職で意外と多いのがNPO法人続いて地元の大手私鉄やメーカー

公共交通機関を活かしたベンチャーに移る人もいる。

鉄道会社で働いていると、周りで転職活動しているという話を聞く機会は本当にないが、人知れず転職活動をしているらしい。

さらにここ近年コロナ影響によるボーナス減・経費削減に伴う業務負荷増加により、働き盛りの30代も多く退職している。

技術系総合職

技術系総合職は大学院卒社員が多く、非常にスムーズに昇給・昇格していくが、それに応じた業務量や調整能力を求められる。

筆者の周りでは激務にも関わらず一級建築士等の難関資格を取得し独立した人がいたが、土木・建築・電気など既にマッチングした状態で配属されるため、転職は非常にレアケース。

技術系社員は大小さまざまな案件に対して、施設系統・企画や駅をリードし、管理していく能力が求められる。

学生時代に身につけた知識・技術をコツコツと形にしていきたいという人は初めは驚くかもしれない。

人と関わって調整していくのが苦手な人にとっては結構ツラいはず。

鉄道会社で働き続けることを選ぶ理由

鉄道会社、退職理由、辞めるな

そもそも、大半の鉄道会社社員は入社時点から終身雇用を前提にしているはずだ

日々の業務や人間関係に疑問を持ちつつも、そこから抜け出すという考え方は、ほとんどの人にはないと思う。

駅の契約社員採用を除き、数年前までは中途採用としての流入がほぼない状況だったため、他社や他業界の様子が分からない。

筆者

最近になってJR東日本JR西日本で社会人採用に力を入れ始めた(施設系メイン)

また何とか生活するのに困らない程度のお給料はもらえるため、仕事や人間関係に問題があっても働き続けられる

コロナで一時的にボーナスが半減しても、今年になって業績は回復してきた。

クレーム処理や異常時対応はきついけど、同僚と愚痴でも言いながらなんとかやっていけそう。

結局「ま、なんとかなるか」「今さら鉄道会社やめるなんて無理だ」というあきらめに近い感情で、ずるずると仕事を続けていくことになる。

そんな人が周りにたくさんいるのではないか?

本当にこのままでいいのか。

鉄道会社辞めるな?辞めるべき?を判断する方法

鉄道会社、退職理由、辞めるな

色々と鉄道会社を辞める、辞めたくなる時期や理由を書いてきたが、同じ悩みをもつ読者のあなたに、以下のとおり会社を辞めるべきかどうか判断する方法を説明する。

会社を辞めるべき状況

・上司、先輩、関係者からパワハラを受けている
・やりたい仕事が今の会社ではできない
・どう考えても残業多すぎ、ブラックすぎ(残業代ナシ)
・明らかに将来性がない(1年後も同じ不安を抱えていそう)

大切なのは、転職によって何を成し遂げたいのかが明確であること。

「パワハラ」やいつ職を失ってもおかしくないほど「将来性がない」という緊急時は、自分第一で逃げることも重要だが、それ以外の場合「会社を辞めて、自分は何したいか」「将来どうなっていたいか」という目的・目標を考えてからの動くべき。

今の会社ではやりたい仕事ができない場合でも、他の部署・組織でできないかといったように可能性を判断した上で、鉄道会社を辞めるというのならばOKだ。

筆者

私が辞めた理由はパワハラ7割、やりたい仕事ができなくなったが3割。

会社に留まっても良い状況

・友人・知人が転職した
・なんとなく仕事内容に不満
・今の環境から逃げたい

転職そのものが目的となっている場合は、転職しても失敗しやすい。

運よく採用されても、今抱えている悩みが解消するとは限らない。

そもそも、求人を探しても企業を選ぶ基準がぶれるため、採用してもらえる可能性は下がる。

もし上記のようなストレスや悩みを持っている場合、一度以下のように考え方や行動を変えてみてはどうだろうか。

考え方・行動を変える
  • 人間関係の悩み
    • 折り合いの悪い相手と1:1で話してみる。上司やその上司に相談する
  • 仕事内容に不満
    • スキルを磨きつつ、自分がやりたい仕事を上司に相談する
  • 成長実感がない
    • 社内公募やプロジェクトに積極的に参加してみる
    • 時間外で伸ばしたいスキルを身につける
  • 労働環境が悪い
    • 残業しない生き方に変える
    • 人事や上司に相談して仕事を減らしてもらう

簡単ではないが、小さな行動を起こした上で、実現の見込みが無ければそれはあなたがステップアップをするタイミングなのかもしれない。

転職エージェントに登録する前に、キャリアコーチングの無料相談を利用して転職すべきか、留まるべきかを相談するのもおすすめだ。


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JR・大手私鉄の企業別退職理由と対策

JR7社や大手私鉄の中でも「辞めたい」との声が多かった各社について、口コミサイトやSNSの情報から独自に退職理由をまとめた。

記事の中でも「後悔しないキャリアづくり」について述べているので、興味があれば見てみてほしい。

会社名
JR北海道
JR東日本
JR東海
JR西日本
JR四国
JR九州
JR貨物
東急電鉄(東急グループ)
東京メトロ
京成電鉄
名鉄(名古屋鉄道)
近鉄(近畿日本鉄道)
筆者

もしあなたの所属する企業についても書いてほしい場合、コンタクトから連絡をしてほしい!

鉄道会社を退職したくなる理由と時期。辞めて良い状況【まとめ】

今回は自身の経験や私の周りで実際にあった例に、系統別で鉄道会社を退職する理由と筆者の考え方を解説した。

・人間関係や乗務員経験後のモチベーション低下で退職する駅係員
・乗務員はライフワークバランス比較的良いため辞めにくい
・総合職はオフィス業務が理想と異なることから辞めていく

鉄道会社を辞めるべきか、留まるべきか迷った場合は「会社を辞める目的・目標が明確に言葉にできるか」を考えてみよう。

もし目的・目標がないが「友人が転職してうらやましい」「今の仕事がつまらない」という理由で退職を考えているのであれば、まずは自分がどうなりたいか、どんな仕事をしたいかをはっきりさせること。

今の会社でやれることはないか探すことも忘れずに。

筆者

ただし精神・肉体面で限界な人はすぐ逃げよう

鉄道会社を退職してもできる仕事なんてない、と思う人もいるかもしれないが全然そんなことはない。

鉄道会社社員が悩む「キャリア」について記事を書いているので、興味があれば他の記事も読んでみてほしい。

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