被災した経験を生かし 新たなまちづくりへ
「熊本地震を科学する」
2016年4月14日夜のM6.5、そして16日未明のM7.3、この2度にわたる震度7の地震は、これまで安心・安全だと思い込んでいた私たちの熊本の地に大きな傷跡を残しました。今回のテーマは「熊本地震を科学する」。新たなまちづくりを一緒になって考えてみる切っ掛けとなる一冊になれば幸いです。
布田川・日奈久断層帯
「エネルギー残る区間」で警戒を
清水 洋
九州大学大学院理学研究院教授・地震火山観測研究センター長
講演・熊本地震が引き起こされた背景
インタビュー・「宇土区間」「日奈久区間」などに注意を
起きても不思議ではなかった熊本地震
宇土半島北側から有明海に向かって広がる余震に注意
渋谷 秀敏
熊本大学大学院先端科学研究部・
基礎科学部門地球環境科学分野教授(理学博士)
・生まれ変わる桜町”復興のシンボル”に
矢田素史 九州産業交通ホールディングス社長
・熊本駅再開発 2019年4月に駅ビル着工目指す
・日本を代表する”広場”に熊本城と庭続き、まち大広間
田中智之 熊本大学大学院先端科学研究部准教授