熊本地震を科学する PART 5


地盤の改良・強化は地震被害の抑制に

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猿渡 慶一
熊本県建設技術センター理事長

不同沈下を招く液状化現象

2016年4月に発生した熊本地震では、液状化現象も発生し、被害も多大なものとなった。一方、地震の震源地に近いとされる熊本市の南東部にある住宅地、「秋津レークタウン」などは造成地に地盤改良・強化していたため被害は軽微で、ほとんどの住宅が地震の被害を受けなかったといわれている。住宅や建物を支持する地盤の改良・強化策について土木関係の専門家(技術士)である一般社団法人熊本県建設技術センターの猿渡慶一理事長にインタビューした。