熊本歴史逍遥No.3-中世編-「菊池一族」


菊池神社参道横の芝広場に建つ躍動感あふれる「菊池武光騎馬像」(作・中村晋也)

“九州独立王国”を現出させた中世最強の武士団

「熊本歴史逍遥(しょうよう)」の第3回は、“九州独立王国”を現出させた中世最強の武士団「菊池一族」に注目しました。我が国の歴史で、朝廷が分裂し動乱状態となったのは、古代「壬申の乱」(672年)と14世紀の南北朝期だけ。吉野の南北朝(宮方)と京都の北朝(武家方)に分かれ、東北から九州まで半世紀余りにわたった動乱。この動乱で苦しい戦いを続ける南朝にあって、九州に遣わされた懐良親王は菊池一族に支えられ、ひときわ光芒を放った。